交通事故による”ひき逃げ”は被害者が軽傷であっても有罪判決になった判例

ひき逃げは軽傷でも有罪判決になる判例

宇都宮地方裁判所 2012年10月17日判決 懲役1年 執行猶予3年

軽傷のひき逃げ事故でも有罪判決

2012年6月に医大外科教授の医師(50歳)が宇都宮市の県道で酒気帯び運転で対向車に乗っていた女性(29歳)に全治2週間の怪我を負わせました。
教授は酒気帯びの発覚を恐れて逃走したため、ひき逃げとなった。

自動車運転過失傷害とひき逃げ、酒気帯び運転の道路交通法違反の罪で裁判官は「動機に酌むべき理由はないが、大学を退職処分になるなど社会的制裁を受けている」と懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡しました。

この判例からわかること

ただの罰金刑がとんでもない結末になってしまう”ひき逃げ事件”
医師を育てる教授が人を死傷させて逃げ出してしまう点をとても遺憾に思います。
飲酒、運転、事故、逃亡とどれか一つでもしなければ、このような不幸は起きず、教授が「自分の意思で誠意ある行動が取れれば、起きなかった人災と呼べる交通事故です。」

相手の怪我が軽かったことが不幸中の幸いで、怪我が軽いのに教授は社会的地位を失い、執行猶予つきの実刑判決という重い処分を受けたと考えるのではなく、ここまで不誠実なことを重ねてやったのに相手の被害が少なくて本当に良かったと考えるべきなのではと思います。

補足関連記事

ひき逃げや自賠責保険に加入していない事故の被害者になった場合の対応方法

交通事故の”ひき逃げの罪”と”飲酒運転の罪”に係る法令・罰則

ひき逃げ事故に気づかなかった場合の罰則や取り扱いについて

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA